競艇の勝率について解説!全国勝率や当地勝率とは一体何なのか?

あなたは競艇の出走表を見る時に「勝率」という数字の意味を、きちんとご存知でしょうか?意外と多くの方が、勝率の言葉の意味を勘違いされています。そこで今回は競艇における「勝率」とはどんな物なのか?徹底解説していきます。

勝率とは一体何?

 

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通常「勝つ」という言葉は1着になったことを表す言葉です。その為、勝率というと「1着になった割合」と捉えてしまいがちですが、競艇ではそれが正しくありません。

競艇では、ゴール順位に応じて決められた「着順点」というものを得ることが出来ます。その着順点を基に平均値を出した物が、競艇で言う勝率です。

以下に、着順点をまとめておきます。

一般戦・G3予選・準優 一般戦・G3優勝戦 G1・G2予選・準優 G1・G2予選・準優 SG予選・準優 SG決勝戦
1着 10点 11点 11点 12点 12点 13点
2着 8点 9点 9点 10点 10点 11点
3着 6点 7点 7点 8点 8点 9点
4着 4点 6点 5点 7点 6点 8点
5着 2点 4点 3点 5点 4点 6点
6着 1点 3点 2点 4点 3点 5点

この表の通りにレースのグレードで得ることが出来る着順点が変わり、その着順点を平均した物を競艇では勝率と言っています。

さらに、勝率には「全国勝率」と「当地勝率」の2種類があるので簡単に解説しておきます。

①全国勝率とは?

全国勝率とは、全国24か所にある競艇場全てにおいての勝率を差します。競艇場の特徴を加味しない勝率を見ることが出来ます。

ちなみに、各競艇場には「難水面」と「静水面」の特徴で分かれていて、静水面の競艇場であれば、全国勝率を見た方が近似値が分かります。

②当地勝率とは?

一方の「当地勝率」とは、今開催されている競艇場のみの勝率です。特徴的な競艇場や、地元の競艇場など、選手ごとに得意な競艇場を見分けるのに便利です。

今の競艇場が「難水面」であれば、当地勝率を確認して勝敗を予想しましょう。

1着率、2連率、3連率とは?

 

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このように、競艇の勝率とは、一般的にイメージ出来る勝率と若干異なっていることが、お分かりいただけたと思います。今度は「1着率」「2連率」「3連率」についてご紹介していきましょう。

①1着率

1着率とは、「1着でゴールした確率」になります。これが本来の勝率という言葉に近そうに感じますが、競艇ではそうではありません。

②2連率

2連率とは、その選手が2着以内に入っている割合になります。2連単などを狙う場合は、2連率が判断基準の1つに挙げられるでしょう。

③3連率

3連率とは、その選手が3着以内に入っている割合です。3連単などを狙う場合に一つの指標になる数字となります。もちろん、競艇場やその節の選手の仕上がり具合で異なるので、一概には言えません。

勝率の見方を簡単に解説!

当たり前ですが、勝率は「高い方がいい選手」と言えます。特に8.0以上の勝率を持っている選手は全競艇選手1,600人の内10人程度しかいないと言われています。

概算ですが、おおよそ以下の割合で勝率を持つ選手がいます。

勝率 選手数
8.00以上 10人
8.00~7.00 80人
7.00~6.00 300人
6.00~5.00 400人
5.00~4.00 400人
4.00~3.00 200人
3.00~2.00 100人
2.00以下 100人

勝率の中で最も構成比が高いのは、6~4点代の選手です。8.00以上の勝率を維持しようと思うと、ほぼすべてのレースで2着以内に入っていなければいけません。かなりの技術と運を持った選手だと言えます。

勝率によって級別が分けられる

 

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競艇では「級別」というランク分けで選手の強さを分けています。上からA1級、A2級、B1級、B2級となり、A1級の級別を持っている選手は競艇選手全体の中で勝率が上位20%以内に入らなければもらえません。

さらに、ここでは2連対率・3連対率・事故率・最低出走回数がある一定の基準値より上になければならないのです。

そのため、A1級の選手は、かなりの確率で勝っていると見て間違いないでしょう。さらに、SGやPG1、G1などの高額賞金レースには、A1クラス以上の選手しか出場できないことになっています。

そのため、各選手は自身の勝率を維持するために、常に必死になっているのです。

どのくらいの頻度で級別は更新されるのか?

競艇の級別は、定期的に更新されますが毎月のように更新されるわけではありません。級別の更新は、以下のスケジュールで行われるようになっています。

審査期間 実施期間
前期 5月1日~10月31日 1月1日~6月30日
後期 11月1日~4月30日 7月1日~12月31日

審査期間終了間際には「勝負駆け」に注意

前述の通り、級別を決定する審査期間は10月と4月でいったん終わります。そのため、10月と4月は「勝負駆け」という、無理やりにでも順位を上げに行く選手が増える時期です。

競艇新聞などで「期末の勝負駆け」と紹介されている選手は、この時期のレースに勝負をかけているため、目が離せません。予想をする際にも大きなポイントになるでしょう。

モーターの勝率、ボートの勝率

勝率には、選手の勝率だけでなく「モーターの勝率」「ボートの勝率」があります。

ボートの勝率は無視して構わない数値ですが、「モーターの勝率」はかなりシビアに見ておく必要があります。モーターの良し悪しは、競艇のレース結果に大きく響いてきます。

モーターの性能の個体差を見分ける為にも、モーターの勝率、もしくは2連率3連率が重要な要素です。

コース別の勝率の高さ

競艇では、コースごとに勝率が大きく異なります。1番勝率が高いのは1コースです。1着率が54%とされていて、平均の勝率も7.81となっています。勝率の高い選手が入れば、高確率で1着になると予想が出来ます。

もちろん、その他の条件で2コース以降の選手が勝つこともあります。とはいえ、一番有利なのは1コースなので、1コースの選手が勝てそうか?と事前に予想をすると、着順予想がしやすくなります。

また、2コースの勝率は「5.63」3コースの勝率は「5.26」4コースの勝率は「5.03」となっているため、この3コースはどのコースが上位に食い込むのか判断が難しいです。

2、3、4コースの選手の状態やモーターの状態、級別などをよく確認して、着順予想をすればいいでしょう。

一方で6コースの勝率は「3.12」、1着率は2%と、かなり低い数値になっています。

ということは、6コースの選手がうまく上位に食い込んでくると、大穴になってくるので、6コースの情報もうまく活用して「回収率」を高めることも考えていきましょう。

競艇とは、このようにコースによって特性があり、有利、不利の条件が異なるため、非常に面白いギャンブルなのです。

6艇の中から上位の艇を予想するだけなので、16.7%の確率で1位を当てることが出来ますが、意外と波乱の展開になりやすいギャンブルだと言えるでしょう。

競艇の勝率について解説!全国勝率や当地勝率とは?

競艇における「勝率」という言葉について詳しく解説してきました。
競艇での勝率とは、一般的にイメージされる勝率という言葉と、若干違う事がお分かりいただけたのではないでしょうか?

また、競艇には「全国勝率」と「当地勝率」という、さらに細分化された勝率データも残っています。この勝率は、選手の収入にも影響してくるため、どの選手も必死になっていい数値を獲得しようと躍起になっています。

競艇で着順予想をするには、かなり重要な数値になるので、勝率をよく確認して、理論的な予想を組み立てられていくことをおすすめします。早速舟券を買ってみましょう!

競艇予想ブログの「競艇5点買い」にはどんな特徴や魅力があるのか?内容を解説します!

競艇で賭けを楽しむ際、多くの方は「競艇予想ブログ」を利用されます。今回はその中でも「競艇ブログなら競艇5点買い」というサイトについて、特徴や良いところ、悪いところなどを詳しく解説していきます。この記事を読んで、実際に「競艇5点買い」を楽しんでみましょう!

「競艇5点買い」とはどんなサイトなのか?

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「競艇5点買い」とは趣味が競艇と言われている「ゴトーさん」という方が書かれている競艇の予想ブログです。基本的には週に4本のペースで記事を書かれていて、シンプルで分かりやすい解説のため、競艇初心者の方にもおすすめのウェブサイトになります。

「競艇5点買い」の特徴を解説

 

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「競艇5点買い」には、どんな特徴があるのか?ざっくりと3つほど挙げてみました。

①競艇場の特徴なども徹底解説されている

競艇5点買いの特徴1つ目は「競艇場の特徴なども徹底解説されているから分かりやすい」ということです。競艇は、開催される競艇場によって全くレース結果が異なる面白いギャンブルです。

筆者のゴトーさんは、そのことにもきちんと触れられ、競艇場の解説から必ず入られるような記事構成にされています。つまり、競艇初心者の方が読んでも、十分に理解しやすいサイトなのです。

②月に20回程度の更新頻度で良質な記事

競艇5点買いの特徴2つ目は「月に20回程度の更新頻度で良質な記事を上げられている」ということです。

1記事が約4,000文字程度の記事で、さらに表や画像まで分かりやすく挿入されていますが、その記事を月に20本程度上げられていることは、かなり凄いです。

しかも、専業で競艇とブログだけに集中されているわけではないため、この頻度でこのクオリティの記事を書かれることは、かなりプライベートの時間をサイトの構築に割かれているはずです。

この記事を読んだだけで、一気に競艇で舟券を買いたくなるほどの、良質な記事が盛りだくさんだと言えるでしょう。

③客観的なデータを基に筆者の想いのこもった論調が魅力

競艇5点買いの特徴3つ目は「客観的なデータを基に筆者の想いのこもった論調が魅力」というところです。筆者のゴトーさんは、誰でも手に入る客観的なデータを基に、冷静にポイントをまとめ、判断し独自の主観で想いのこもった論調を展開されるのが得意です。

どうしてそのように考えたのか?という根拠の部分まで分かりやすく発信されているのは、読者側も論理的に考える癖を身に付けやすくなるでしょう。

「競艇5点買い」の良いところと悪いところを解説

 

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「競艇5点買い」のブログには、良いところとちょっと気になる点がいくつかあるので、簡単にまとめていきます。ただ、一つ言えるのは、かなり手の込んだ優良サイトであるという事です。

「競艇5点買い」の良いところ

まずは、良いところからです。

①競艇場の解説→勝負の流れになっていてわかりやすい

良いところの1つ目は「競艇場の解説から→実際の勝負」という構成にしてあるので、読んでいる方からすると非常に分かりやすいという点です。

もちろん、熟練のギャンブラーの方は「競艇場の情報なんて不要」と思われるかもしれませんが、競艇初心者の方からすると、非常に分かりやすい組み立て方だと言えるでしょう。競艇場の特徴が一目でわかる解説スキルも秀逸です。

②1度の勝負で5,000円しか使われていないため、誰でも真似がしやすい

良いところの2つ目は「1度の勝負で5,000円しか使われていないところ」です。ゴトーさんは、常に1,000円分を5点の買い目にベットすることをマイルールとされているため、あまりお小遣いが無い人でも、簡単に真似がしやすい仕様となっています。

さらに、払い戻しで+8,000円などの収益も出ていたりするため、競艇初心者の方でも夢が広がってきます。まさに読んでいると、すぐに舟券を買いたくなってしまうのです。

③データを実際に表で挙げられ、データを分かりやすくまとめてある

良いところの3つ目は「詳しいデータを実際にあげて下さっているところ」です。

誰でもが簡単に手に入れやすいデータを、きちんとブログ上にアップされ、さらにそのデータを分かりやすくまとめ、その情報を基に、論理だてて解説してくれているため、誰が読んでも分かりやすい記事構成となっています。

さらに、記事によっては選手のコメントまで載せられていて、詳しくレースの予想をすることが可能です。

④実際のレース画像が挿入されているので分かりやすい

良いところの4つ目は「実際のレース画像(プレビュー)が挿入されていてわかりやすい」ということです。

予想をし、レースに挑んで、最後に結果検証をされていますが、この際に必ずプレビュー画像を挿入されているので、目で見てよく理解することが可能です。これは非常にいい点でしょう。

⑤サイトデザインがシンプルで分かりやすい

良いところの5つ目は「サイトデザインがシンプルで分かりやすい」という点です。ブログなどのウェブサイトはとにかくシンプルで見やすい内容が一番です。

サイトのカラーをグリーンで統一され、ジャンルも競艇とブログ運営のみに絞られているため、誰が見ても欲しい情報をすぐにゲットしやすいサイトの構成になっていると言えるでしょう。表示スピードも早くて快適です。

「競艇5点買い」の悪いところ

逆に「競艇5点買い」の悪いところはどんなところでしょうか?

①あくまで本業の傍ら更新されているため更新が滞る事もある

悪いところの1つ目は「あくまでも本業の傍らにサイト更新をされているので、時期によっては更新が滞ってしまう事もある」という点です。

これは、兼業ブロガーには絶対にあり得ることなのでしょうがない事だと言えるでしょう。

②詳細なデータを基に解説されているので、細かい解説が嫌いな人には不向き

悪いところの2つ目は「詳細なデータから筋道立てて解説されるため、気が短い人には向かない」という点です。「俺は勘でしか買わないんだ!」というせっかちな人には向かないサイトです。

とはいえ、競艇は戦略を練って、緻密な予想の上賭けなければ、なかなか勝つことが出来ないギャンブルです。これだけ繊細な予想を立てられているため、読んでいて考え方の勉強になる良いサイトだとは思います。

③2020年の9月からしか運営されていないので、まだまだ情報量が少ない

悪いところの3つ目は「2020年の9月からしか運営されていないため、まだまだ情報が少ない」という点です。ウェブサイトやブログの価値というのは、情報の量や質、信ぴょう性で評価されます。

「競艇5点買い」は非常に良質な記事しか載っていないので、信ぴょう性、信頼性は非常に高いですが、情報の「量」が圧倒的に少ないです。

しかし、立ち上げたばかりのブログというのは必ずそういう物で、今後ゴトーさんが記事を増やしていっていかれる毎に、ボリューム感のあるコンテンツに仕上がっていくでしょう。

競艇予想サイトの「競艇5点買い」にはどんな特徴や魅力があるのか?

競艇予想サイトの「競艇5点買い」について、その特徴や魅力などを詳しく解説してきました。一言でいうと、かなり洗練された魅力的な予想サイトであると言えます。

この「競艇5点買い」の記事を参考にして、あなたも今すぐ競艇デビューしてみられてはいかがでしょうか?あなたの意見をゴトーさんのブログにコメントをすると喜んでくださるかもしれません。あなたの挑戦を楽しみにしています!

スタート展示や周回展示が競艇にとってはかなり重要!ポイントを確認しよう!

競艇では、その日その日によって選手の状態やボートの状態が異なります。そこで、その日の選手の状態を知る意味でも、事前に「展示航走」というものが行われ、その状態を基に舟券の購入に入ります。

今回はこの展示航走とはどんなもので、どんなポイントに気を付けて見ていけばいいのか?について、詳しく解説していきます。

スタート展示と周回展示とは一体何なのか?

 

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競艇の展示航走には「スタート展示」と呼ばれるものと、「周回展示」と呼ばれるものがあります。

競馬で言うと「パドック」に近いというイメージを持っていただければ問題ないです。競艇の場合は、このスタート展示と周回展示で、その日の選手やモーターの状態を把握できるのです。

それぞれ、違いがありますのでご紹介しておきます。

①スタート展示

スタート展示とは、選手が実際にピットを出てからスタート位置まで付く際のスタートの予行練習のようなものになります。

競艇では、インコースからスタートしたほうが有利とされているので、インを積極的に取りに来る選手も多いです。一方で、ダッシュと呼ばれる4~6コースを取って、後から加速で追い抜こうと考える選手もいます。

インは確かに有利になるため、助走距離が短く設定してあり、アウトコースは、助走距離を長く設定してあるのです。このスタート展示を見て、選手がどのコースを狙って取ろうとしているのか?をざっくりと見ることが可能。

ただし、スタート展示の時と実際の本番では100%同じコース取りにはならないため、注意しておきましょう。

②周回展示

周回展示とは、スタート展示後に行われる試走です。

スタート展示後は2マークに戻り周回展示を行います。この周回展示では「ターン」と「タイム」をチェックでき、1マーク、2マーク、2週1マークの計3回のターンを確認できます。

タイムは、2週目のバックストレッチのタイムが計測され、これも予想の参考にされます。

スタート展示を見る時のポイント

 

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スタート展示を事前にチェックする際には、幾つかのポイントがあるので見ておきましょう。ここを見逃すと、かなり予想に差がついてしまうので、見逃せません。

①進入隊形

スタート展示のポイント1つ目は「進入隊形」です。
競艇ではインコースの方が有利に試合を進められるため、インコースを積極的に狙ってくる選手もいます。

イン屋と呼ばれていますが、「西島義則選手」「江口晁生選手」「今村暢孝選手」「深川真二選手」がかなりのイン屋として知られているのです。

インコースを奪取できれば、かなり有利にレースを進めることが可能。しかし、周囲の選手との兼ね合いからか、全ての選手が積極的にインを狙ってくるわけではありません。

ちなみに、ここ最近は枠なりに進入するケースの方が多くなっていると言われています。

ここで、各選手がどのコースを狙っているのか?をチェックし、予想に生かしましょう。ただ、アウトコースの選手はしっかりとしたダッシュで捲り差しを行う事も出来るため、穴狙いとして活用するのもおすすめです。

後は、「カド」と呼ばれる位置に付ける選手も気にしておきましょう。

よく3コースが「3カド」と呼ばれ、1~3のスローチームと、4~6のダッシュチームの境目になり、3コースにいる選手がどう立ち回るかで、アウトが有利になってしまうケースもあるためです。

②ピット離れ

スタート展示のポイント2つ目は「ピット離れ」です。ピット離れとは、ピットを出てからスタート位置に付くまでの動き。

ピット離れが早く、スタート地点までに瞬時に加速できる方が、よりインコースを狙いやすくなるためです。

わざわざピット離れに併せて、モーターを調整してくる選手もいます。「毒島誠選手」は、ピット離れを好み、SGやG1などの大きなレースでも度々、インを責めています。

③行き足

スタート展示のポイント3つ目は「行き足」です。行き足とは、艇が最高速度に達するまでのスピードのことを差しています。

当然インコースの艇が「行き足」が速ければ、有利なコース取りをしている分、さらに有利にレースを進められること間違いないでしょう。

行き足のチェックをするのは、インコースの艇からにするのがポイントです。そのまま「逃げ」の状態になることが起こり、的中率は格段にアップします。

④スタートタイミング

スタート展示のポイント4つ目は「スタートタイミング」です。競艇では、スタートラインに取り付けられた大時計の針を見ながら、なるべくジャストのタイミングでスタートを切らなければいけません。

さらに、注目しなければいけないのは、3カドの選手がきちんとスタートタイミングを合わせられているか?という点です。

3コースの選手が、スタートタイミングが遅れていた場合、アウトコースのダッシュ勢が捲りやすくなり、上位に食い込む可能性が高いです。

周回展示を見る時のポイント

 

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スタート展示が終わった後は、いよいよ周回展示です。周回展示では、主にモーターの調整具合などを観察するといいかもしれません。

①ターン時のバタつき

周回展示のポイント1つ目は「ターン時のバタつき」です。周回展示では、ターンを3回ほど確認することが出来ます。このターンの際に、艇がバタついている選手は、あまりうまくモーターを調整できていない可能性があるのです。

バタつきが確認できる選手には、多少弱気に賭けておくことをおすすめします。特に、3ターンともバタつく選手は要注意です。

②回り足

周回展示のポイント2つ目は「回り足」です。回り足は、ターンをスムーズに回れるか回れないか?の違いです。

モーターのプロペラが安定して水面を捉えられていれば、ボートは最小円で回ることが出来ますが、調整がうまく行っていない場合は、外側に膨らんだターンをしてしまいます。

特に1コースの選手の回り足は気を付けて見ておきましょう。1コースの選手が膨らんだターンをすると、2コース目以降の選手が差しやすくなります。

逆にインコースの選手の回り足が良ければ、1~3コースの逃げ確率は上がります。そこからの予想に役立てればいいはずです。

とはいえ、いくら1コースの選手の回り足が悪くても、2~6コースの選手の技量が低ければ、差すことが出来る可能性は低くなります。

③展示タイム

周回展示のポイント3つ目は「展示タイム」です。展示タイムは「バックストレッチ」のタイム。ということは艇の「伸び足」を知ることが出来ます。展示タイムの結果がいい選手は、かなり狙い目な選手です。

例えば、インの3選手の中でどの選手にするのか迷った時には、展示タイムを参考にして予想を組み立てましょう。

さらに、展示タイムがいいと、アウトコースの選手であっても、2着や3着まで追い上げてくる可能性は否定できません。展示タイムを有効活用して、さらに予想の精度を高めていきましょう。

スタート展示や周回展示が競艇にとってはかなり重要!

競艇の展示航走(スタート展示や周回展示)における見方のポイントをご紹介してきました。

競艇は、その日その日によって、条件が微妙に変化します。モーターの調整などのポイントも事前にテスト走行をしなければ分からないものです。

選手の実力だけでは分からない部分をスタート展示や、周回展示などを見ることによって、状態を把握し、予想に生かしていくことが絶対におすすめです。

競艇の確率論について徹底解説します!当たりやすい?稼ぎやすい?

競艇をはじめ、ギャンブルでは「確率論」をもとに戦略を練っていくことが重要です。今回は、「競艇の確率論」にスポットを当てて、どうすれば効率よく稼げるのか?について、ポイントなどをご紹介していきます。

競艇は当たりやすいギャンブルなのか?

 

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競艇はギャンブルの中では、かなり当たりやすいと言われています。それは、6艇の中から予測をしていくからです。競馬であれば、最大18頭の中から予測するため、全く的中率が異なります。

競艇の舟券の買い方の組み合わせは、全部で120通りなのに対し、馬券は4,896通りです。単純計算では、40倍も競馬よりも競艇の方が当たりやすいと言えるでしょう。

競艇の的中率を確率論から解説!

 

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競艇では120通りの中から上位を予測し、さらに単純な確率論とは別の要素を加味して、舟券を購入しなければいけません。簡単に、舟券の買い方やそれ以外の要素についてもご紹介していきます。

舟券の買い方の種類と的中率

まずは、競艇での舟券の買い方です。それぞれの項目で単純計算の的中率も記しておきました。

単勝

1つ目の買い方は「単勝」です。これは1着の艇がどの艇になるのか?を予測する買い方になります。6艇の中から1艇のみを選ぶので、16.7%の確率で当たります。

複勝

2つ目の買い方は「複勝」です。こちらは、2着以内に入る艇を1艇だけ選ぶ方法です。的中率は一気に上がり33.3%となります

2連単

3つ目の買い方は「2連単」です。こちらは、2連複とは違い、1着も2着も選んだ順番通りにならないと該当しません。そのため的中率は低めで、3.33%になります。

2連複

4つ目の買い方は「複勝」です。これは、1着の艇と2着の艇を選び、どちらが上位でも該当になる買い方です。2連単よりは当たりやすいので的中率は6.67%です。

3連単

5つ目の買い方は「3連単」です。この買い方では1着から3着までの艇を全て、順位通りに予測しなければいけません。確率は1/120なので0.83%です。これぐらいに的中率が下がれば、オッズもばらけるので穴が発生しやすくなります。

3連複

6つ目の買い方は「3連複」です。これは3着までの艇を順不同で当てる買い方です。3連単よりは当たりやすくなるため、5.00%の確率で当たります。

拡連複

7つ目の買い方は「拡連複」です。こちらの買い方は、3着までに入る艇を2艇だけ予測する買い方です。複勝よりは当たりにくいですが、20.0%の高確率で当たります。

実際の的中率は確率論通りにはならない

ここまで、単純計算での舟券の確率論をご紹介してきました。しかし、実はこのような単純計算通りの確率論は、競艇では通用しません。

そこには、どんな秘密があるのか?簡単にご紹介していきます。

①1コースが一番有利だから

単純な確率論には当てはまらない理由の1つ目は「1コースが一番有利だから」です。競艇の1コースの勝率は平均55%だと言われています。反対に一番アウトコースの6コースは1.9%です。

コースによって、有利不利が分かれるのが競艇の醍醐味。そのため、単純な確率論だけでは、勝ち続けることは困難です。

②風などの自然条件が加味されるから

競艇は、外の風が当たるところで行われる競技です。風による影響は、艇の加速に大きく影響を与えます。風速4m以上の強風になった場合は、一気にレースが分からなくなる可能性もあるのです。

③選手の技術やモーターなどの要素があるから

そして、競艇では選手の技術力がかなりレースを左右します。A1級と呼ばれる上位の級別に入るレーサーは技術力も高いです。さらに、提供されたモーターの個体差でも順位が変動してしまうのです。

これら、全ての要素を加味しながら着順を予測していくのが、競艇というギャンブルの面白さでしょう。

競艇で確率論を前提として稼ぐための方法

 

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では、ここまで競艇の確率論を具体的にご説明してきました。では、その確率論を前提として、効果的に競艇で稼ぐための方法をいくつかご紹介していきます。

①単勝・複勝ばかりを買わない

競艇で稼ぐためのポイント1つ目は「単勝・複勝ばかりを買わない」です。
単勝や複勝を買うと、15%~33%程度の確率で当たるので、確率的には当たりやすくなります。

しかし、残念ながら払戻額が少ないのが、単勝や複勝なのです。

つまり、当たっても儲かりにくい買い方だと言えるでしょう。4~5回連続で的中したとしても、1度の負けで一気にマイナスになる可能性もあります。

②買い目を増やし過ぎない

競艇で稼ぐためのポイント2つ目は「買い目を増やし過ぎない」です。

買い目を増やすと、当たり前ですが的中率は上がります。しかし、その分かけ金も高くなるため、それに見合うバックが期待できずに、あっという間に大赤字です。

よく考えて、自分の期待する選手に思い切って山を貼ることも重要でしょう。

③人気の高い買い目ばかりを毎回買わない

競艇で稼ぐためのポイント3つ目は「人気の高い買い目ばかりを毎回買わない」です。

勝率の高いレーサーは、常に人気の高い買い目のところにいます。

保険で賭けておきたいという買い方であれば、悪くは無さそうですがいつもいつも人気の高い買い目ばかりを買うと、払戻金が物凄く少ないため一向に稼げません。

④選手の状態だけでなく、モーターの状態も考慮して舟券を買う

競艇で稼ぐためのポイント4つ目は「選手の状態だけでなく、モーターの状態も考慮して舟券を買う」です。選手の技術力は「級別」という階級を見ればある程度分かります。

しかし、競艇ではそれと同じくらいに、モーターの状態、コース取りなどもレース内容に加味されてきます。

選手の技術力だけを見て安易に判断することは危険なので、様々な条件を考慮して買いましょう。

⑤競艇場の特徴を理解して買う

競艇で稼ぐためのポイント5つ目は「競艇場の特徴を理解して買う」です。競艇場には、それぞれ特徴や癖の様な物があります。

大村競艇場、徳山競艇場、芦屋競艇場などでは1コースが1着になる確率が非常に高いです。こういった競艇場の癖も加味しながら購入しましょう。

⑥気象条件も考慮した買い方をする

競艇で稼ぐためのポイント6つ目は「気象条件も考慮した買い方をする」です。競艇では風の強さなどでモーターの特性をうまく生かしきれない事もあります。

また、気温の低下などで、水温が変わるとモーターにとって様々な変化が起こったりします。こういった気象条件もきちんと考えながら、購入することで、非常に稼ぎやすくなるでしょう。

⑦3連単をうまく活用して舟券を買う

競艇で稼ぐためのポイント7つ目は「3連単をうまく活用して舟券を買う」です。3連単は前述した通り単純計算でも0.83%しか的中率がありません。つまり、外れる可能性も高いけれど、当たったら払戻金が大きい!のです。

確率論的に当たりやすい舟券ばかりを買うのではなく、よくモーターや選手、風の状況を考慮して、3連単に山を貼って見られることをおすすめします。

競艇の確率論について徹底解説

競艇ではどんな確率論で、的中率を計算できるのか?また、どうすればもっと効率的に稼ぐことが出来るのか?というようなテーマで記事をまとめてきました。

競艇は確率論だけでは、予測できないところが競艇の面白い部分でもあります。今回ご紹介したような内容を考慮しながら、早速競艇でひと稼ぎしてみられてはいかがでしょうか?

競艇のナイターレースを楽しもう!どんな特徴や魅力があるのか?

競艇にはデイレースとナイトレースがあります。その中でも今回はナイトレースにスポットを当て、どんな特徴や魅力、そして勝つためのポイントがあるのか?について、詳しく解説していきます。

競艇でナイターレースとはどんなレースを差すのか?

 

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競艇のナイトレースとは、夕方から夜にかけて行われるレースのことです。

通常、プロ野球などでは18時からスタートして22時~23時くらいまで行われる試合を「ナイトゲーム」と言いますが、競艇では、14時半~20時半くらいまでに行われるレースを全て、ナイトレースと呼んでいます。

競艇でナイターレースが行われている競艇場はどこ?

とはいえ、全ての競艇場でナイトレースが行われるわけではありません。ナイトレースが行われる競艇場は以下の7つの競艇場です。

  • 桐生競艇場(群馬県みどり市)
  • 蒲郡競艇場(愛知県蒲郡市)
  • 住之江競艇場(大阪府大阪市住之江区)
  • 丸亀競艇場(香川県丸亀市
  • 下関競艇場(山口県下関市)
  • 若松競艇場(福岡県北九州市若松区)
  • 大村競艇場(長崎県大村市)

25か所あるうちの競艇場の中から、近隣の環境を考えて7か所の競艇場でしか、ナイターレースは開催されていません。

ちなみに、大阪府の住之江競艇場では、一部のレースがデイレースで行われ、その他のレースがナイターレースとなっているため、住之江競艇場に行かれる際は、デイなのかナイターなのか?をよく確認していかれるのがおすすめです。

競艇のナイターレースでの特徴とは?

 

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ナイターレースを楽しむ際に、知っておきたい特徴などがあるので、簡単にご紹介していきます。

①レーサーにとってスタートが難しい

ナイターレースは選手にとって、スタートが難しいと言われています。

競艇選手は、スタートのタイミングを、スタートラインにある「大時計の針」を見て測っていますが、ナイターレースの方がデイレースよりも圧倒的にこの針が見づらくなるのです。

ちなみに、デイレースでもかなりの動体視力が必要と言われているため、ナイターレースで針を見きる事は至難の業でしょう。

特に7Rくらいからは完全に日が沈むことになるため、選手にとってはさらにスタートが難しくなります。

②水温の変化がモーターに影響する

ナイターレースでは、日がどんどん沈んでいくため、気温がどんどん下がっていきます。気温が下がると今度は水温も下がっていくでしょう。すると、水温の変化がボートのモーターに直接的に影響し始めます。

水温が高い状態では、モーターの加速はあまり高くありませんが、水温が下がってくると、モーターが本来持っている加速力を取り戻し始めます。

これを「出足が強いモーター」と言い、スロー状態から一気に加速させたいコースの選手にとって、非常に有利になるのです。この水温の変化はナイターレースの特徴の一つでしょう。

③水温の変化によりインコースが有利になる

さらに続けて、同じような内容ですが、水温が下がりモーターのポテンシャルが発揮できるようになると、今度は短い助走距離から加速を早くさせたい「インコース勢」が有利になります。

特に、A1級の級別の選手がインコースにいる際は、かなりの確率で勝利するのではないでしょうか?どれくらいの時間から水温が下がるのかを計算に入れることもポイントです。

ナイターレースで勝つポイントをいくつかご紹介

 

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では、実際にナイターレースで勝つためには、どんなところに注意して舟券を買えばいいのでしょうか?いくつかまとめてみました。

①群馬、大阪、香川、長崎の支部に所属する選手に注目する

ナイターレースで勝つためのポイント1つ目は「群馬、大阪、香川、長崎の支部に所属する選手に注目する」です。実は、群馬、大阪、香川、長崎の支部には「ナイターレース専用の競艇場」しかありません。

つまり、これらの支部に在籍しているレーサーは普段から、ナイターレースを走っている頻度が高いのです。それだけ、ナイターレース慣れしているということは、かなりの強みになるでしょう。

愛知、山口、福岡にもナイターレース競艇場はありますが、これらの県には、デイレースを行っている競艇場もあるため、一概にこの法則は当てはまりません。

②前走がナイターレースの選手は有利

ナイターレースで勝つためのポイント2つ目は「前走がナイターレースの選手は有利」です。ナイターレースには「慣れ」が必須項目です。

まず、人間の目は暗さに慣れるまでに、ある一定の時間が必要になります。前走がナイターだった選手は、この暗さに慣れやすくなっているため、有利です。

特に大会初日のナイトレースは、完全に前走がナイターだった選手が有利になります。

③45歳以上の選手にはナイターレースはちょっとキツイ

ナイターレースで勝つためのポイント3つ目は「45歳以上の選手にはナイターレースはちょっとキツイ」です。

前述したように、ナイターレースになるとスタートラインにある大時計の針がどこを差しているのか見にくくなります。

若い選手でも「針先が丸く見える」と言っているほどに見えにくいため、動体視力が衰えだしている45歳以上の選手には、スタートが遅れやすくなってしまうため、ナイターレースはかなりきついと言えるでしょう。

とはいえ、逆に45歳以上の選手に賭けて大穴狙いをすることも面白いのが、ナイターレースの魅力の一つです。

④デイレースよりもモーターの性能を重視した予想をしよう

ナイターレースで勝つためのポイント4つ目は「デイレースよりもモーターの性能を重視した予想をしよう」です。競艇では、出走表に必ず、モーターの評価を記載されています。

デイレースでは、モーターの性能にバラツキがあっても、水温や選手の能力により、そこまでスピードに差が出ることはありません。

しかし、ナイターレースになると、水温が下がりモーターの調子も本来の状態まで上がってくるため、モーターの情報を良く加味して、予測を組み立てることをおすすめします。

⑤1号艇は1着の可能性がかなり高い

ナイターレースで勝つためのポイント5つ目は「1号艇は1着の可能性がかなり高い」です。

モーターの出足が良くなれば、低スピードから一気に加速したい1号艇にとって最大に有利な展開になります。

つまり、高確率で1号艇を1着と予測しても差し支えないのです。

もし、予測に迷うのであれば、1着を1号艇に固定して行ってみましょう。ちなみに群馬支部の「毒島誠選手」は、異常なまでに1コースでの勝率が高いです。

夕方のサンセットレースも見物!

ナイターレースの魅力として、「夕方のサンセットレース」が挙げられます。

美しい夕日は思わずぼーっと見てしまいますが、選手にとってはこの「西日」が非常に厄介です。

大時計の針も見えにくくなりますし、選手の場所によっては逆光により時計がほぼ見えない状態で、スタートをしなければいけない事もあるのです。

かなりの波乱レースが予測されるため、サンセットレースは意外と稼ぎやすいレースの一つに挙げられています。

競艇のナイターレースを楽しもう!

競艇のナイターレースとはどんなレースなのか?ということについて、詳しく解説してきました。デイレースとは違う魅力や特徴、賭け方のポイントまでご紹介しました。

デイレースしか普段楽しまない方には、是非ともナイターレースもおすすめです。デイレースでは味わえないぞくぞくっとしたスリルを感じてみられてはいかがでしょうか?

競艇ではモーターの見方を知ることが重要!ポイントなどを徹底解説!

競艇での順位を予測する際に、最も気を付けるべき点は選手の状態や能力です。さらに、もう一つ重要な要素に「モーター」があります。

今回は競艇におけるマシンのモーターの見方について、詳しく解説していきます。モーターの見方を知っていれば、負け確率を減らすことが出来るかもしれません。

競艇の順位を予想するにはモーターをきちんと見なければいけない

 

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競艇で順位予測をする際に、かなり大きなウェイトを占めるのが、モーターです。「エンジン」とも呼ばれます。もし、搭乗する選手の状態が良く、勝ち続けている選手でも、マシンのモーター自体があまりいいモーターでなければ、中々勝つことが出来ません。

そこで、今から出走する選手はどんなモーターが付いた艇に乗るのか?をきちんと把握した上で予想順位を立てるようにしましょう。

競艇でのモーターの見方のポイントとは?

 

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早速、モーターの見方のポイントを解説しましょう。

①モーター番号に着目

モーターの見方1つ目は「モーター番号」です。各競艇場には60機のモーターがあり、それぞれ1台ずつにモーター番号が振られています。

モーター自体の作りは一緒ですが、どうしてもモーター間に個体差や性能差が生まれています。
その差を見分ける為にも、モーター番号をよく確認して見ていかなければならないのです。

調子がいいモーターを「エースモーター」「お化けモーター」「超抜モーター」などと呼び、「○○競艇場の○○番はエースモーターだ!」などと噂が飛び交います。

こういった違いを見分ける為にも、モーター番号を良く気にしてチェックすることが重要です。

さらには、モーターの調整はレース開催期間中、各選手が自分で行うことが出来ます。初めは調子が良くなかったモーターでも、選手のモーター整備能力が高ければ、段々と調子を上げていくことも可能なのです。

選手によって、調整には得手不得手があるため、事前にその情報を得ることも大変重要な要素になります。

②モーターの決まり方

では、60機あるモーターの中から、各選手が使う為のモーターはどのように決められるのか?
これは、レース前日にある前日検査(前検)での抽選で決まる事になっています。

この時点でいいモーターを得ることが出来れば、かなり有利にレースを運ぶことが出来ると言えるでしょう。

③モーターの特徴

モーターにはいくつかの特徴があり、性能の違いというように表現されています。性能の違いは、以下の3つの項目で評価され、レースの予測に行かされているのです。

  • 出足:低速からどれだけ早く加速できるか?
  • 伸び足:直線でどれだけ早くスピードが伸びるか?
  • 回り足:ターンがうまく回りやすいか?

こういった項目を基に、どのモーターが高性能なのか?を見極めていかなければいけません。

さらには、1~3号艇のモーターにはスタートダッシュが強い「出足が強いモーター」の相性が良く、4~6号艇のモーターには「伸び足が強いモーター」が有利とされています。

さらに、回り足が強いモーターであれば、1マークの攻防がかなり有利になるため、より性能が高いモーターだと言えるでしょう。

④気温とモーターの関係性

さらにモーターは「気温、水温」などでも出力が変わります。これは元々のモーターの構造でそのように出来ていて、冬場は気温が低く体積効率が上がって出足が強くなります。冬場はインコースが有利です。

一方、気温が高くなると体積効率が下がり、出足が弱くなりがちなので、アウトコースの捲り差しが有利になるのです。季節や気温でかなり変動するため。覚えておきましょう。

エースモーターの見分け方とは?

前述した通り、モーターの個体差で、マシンの早い遅いも決まってしまいます。そのため、どのモーターがエースモーターなのか?見分けていく必要があるでしょう。

どうすれば、エースモーター、超抜モーターなどを見分けることが出来るのでしょうか?簡単にご紹介していきます。

①勝率や2連対率をチェックすることがポイント

まずは出走表のモーター欄にある「勝率」や「2連勝対率」の項目をチェックしましょう。2連勝対率が40%を超えているモーターは優良モーターとされていて、50%を超えているモーターは「エースモーター」と言われています。

勝率はwebサイトでは見ることが出来ませんが、競艇場の出走表では確認が可能。ここでも勝率の高いモーターであれば、高性能である可能性が高いです。

②周回展示タイムでチェックをしよう

モーターの良し悪しを見るにはレース前の「周回展示」が重要です。レース前には、周回展示で2週ほどコースを走ります。

この時に、スタートからの加速で「出足」をチェックし、周回展示のタイムで「伸び足」を予測できます。さらに、ターンの際に外側への膨らみ具合を見ることで、「回り足」の性能の高さを想像できます。

周回展示の際の走行内容と、タイムを加味すれば、さらに繊細な順位予測をすることが可能になるでしょう。

モーターの部品交換とは?

 

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選手は、モーターの部品交換も自分で行う事になっています。さらに交換した部品は、必ず直前情報に記載されるのです。どんな部品を交換するケースがあるのか?ご紹介しておきます。

①この部品を交換している場合は要注意

モーターの部品で、交換できる物はこちらです。

  • ピストンリング
  • ギヤケース
  • キャブレタ
  • 電気系統一式
  • クランクシャフト
  • シリンダーケース
  • キャリアボデー

この中でも「クランクシャフト」や「シリンダーケース」を交換している場合は要注意しましょう。「クランクシャフト」や「シリンダーケース」はモーターの中心部にもあたり、よほどの事が無ければ交換しない部品です。

このあたりの部品交換をしている選手には、賭けることをおすすめしません。

②ペラとはなに?

ペラとはモーターに取り付ける「プロペラ」のことです。各競艇場のモーターに備え付けられ選手に配布されます。このペラは木製のハンマーで叩いて調整可能です。ここでも整備能力の高さで差が出ることはあります。

③チルトも一応確認しておこう

モーターの細かい部分で、一応見ておいた方がいい項目は「チルト」です。
チルトとは、モーターをどの角度でボートに取り付けるのか?その角度のことになります。

-0.5度、0度、1.0度、1.5、度、2度、2.5度などのように0.5度間隔で設定が可能となっています。

チルトの数値が低いほど、出足が強い取り付け方になり、低速からの加速に有利です。つまるところ、殆どの選手は-0.5度で設定します。

しかし、中には0度以上の角度で設定している選手もいるのです。こういった選手は、捲りで勝負をかけようとしている可能性があるので、レースの見どころになるでしょう。

モーターは定期的に交換される!

競艇場のモーターは、定期的に交換されます。
交換の時期は、各競艇場によって異なりますが、モーターとボートを同じタイミングで交換する競艇場と、モーターとボートを別々に交換する競艇場で分かれていることだけ、知っておきましょう。

競艇ではモーターの見方を知ることが重要!

競艇でモーターを見分ける際のコツやポイントなどを詳しく解説してきました。

競艇のモーターについては様々な項目がありますが、きちんと理解して知っておくことは、競艇で勝つためにかなり重要な要素になります。しっかりと勉強をして、競艇で有利に勝負が進められるように、頑張っていきましょう。

競艇での予想には追い風と向かい風が関係している?

競艇場で予想を出す際、基本的には「風向き」と「風の強さ」を考慮して予想を始めます。もちろん、その競艇場の癖や波の高さなども関係しますが、風向きなども含め総合的に判断しなければ、勝てないのが競艇というギャンブルです。

例えば、「競艇の追い風と向かい風」と検索して調べてみるとかなり詳しいブログ記事がでてきます。

今回は、その競艇の予想にはどれくらい追い風と向かい風が関係しているのか?という点について、私なりに噛み砕いて解説していきます。

風向きでレース結果は変化するのか?

 

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昔から競艇は、どれくらいの強さの風がどの向きに吹いているのかが、大変重要だと言われています。そこで、どんな風がどのコースの艇に影響を与えやすいのか?有利、不利の観点から解説していきます。

追い風で有利になると言われているコース

まず、追い風が吹いて有利になると言われているコースですが、①②③コースの艇が有利と言われています。①②③コースの艇はスローと呼ばれ助走距離が短く、スピードに中々乗りづらい特徴があるのです。

しかし追い風が吹くことによって、①②③コースの短い助走距離でも十分にスピードに乗ることが出来、追い風時にはインのコースが有利です。

さらには、追い風であれば1ターンマークで外側の④⑤⑥の艇は風の勢いで外に大きくフラれてしまいます。そのため、さらに①②③コースの艇に有利だとされているのです。

向かい風で有利になると言われているコース

一方で、向かい風の場合には④⑤⑥の艇の方が有利になります。向かい風が吹いていれば、インのスローチームは中々スピードに乗ることが出来ません。その為、アウトの④⑤⑥の艇のダッシュに負けてしまい、追いつくことが出来なくなるのです。

風向き+風の強さで有利不利が変わる?

 

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風向きは確かにある程度レース結果に影響を及ぼします。ただし、さらに重要なのは風の強さです。風速5m以内の風の微妙な変化でも有利になるコースは変わります。そこで簡単に4つに細分化し、有利になるコースをご紹介していきます。

①無風もしくは風速1mの時に有利になるコース

まずは、全く風のない「無風の時」に有利になるコースです。これは当然ながら一番インの1コースが有利です。当然一番インコースの良いコース取りをキープできるため、風がない時は1コースが有利になるのがセオリーです。

さらには、風速1m程度でもほぼボート自体に影響はなく1コースが有利だと言われています。

②追い風風速2mで有利になるコース

続いて追い風2m程度の場合だとどうなるのでしょうか?実はここでは、一番インの1コースではなく、内から2番目の2コースが有利になります。

1コースは若干強くなった追い風の影響で、1ターンマークで外に広がりやすくなるのです。このスキを狙って2コースはすかさず差してきます。

ここでうまく2号艇が1号艇を差すことが出来れば、圧倒的に2コースは有利です。微妙な風の強さの違いですが、有利になる艇がこんなにも変化することを覚えておきましょう。

もちろん、選手の実力も加味して予測しなければいけません。

③追い風風速4mで有利になるコース

追い風が4m程度の強風になってくると今度は、3、4コースにも勝機が出てきます。
インコースの1コースは、1マークで恐らく外に膨らみすぎます。先程よりも追い風が強くなれば、2コースの艇もかなりの確率で外に膨らむでしょう。

その際に、3、4コースの艇がうまく捲り差しを出来れば、一気に有利なコースを取ることが出来るのです。ここでも、選手の技量が大切なので、選手の特徴も加味しながら予測をしてみましょう。

④向かい風風速2mで有利になるコース

最後に、向かい風が2m以上あるパターンです。2m程度のあまり強くない風でも、4m程度の強風でもここのケースは変わりません。一番不利なのは1、2、3コースのスロー組です。

強い向かい風の影響で、スピードに乗り切れないままレースはスタートしてしまいます。
向かい風の場合は、明らかに4、5、6コースの「助走距離が長いダッシュ組」の方が有利。

1ターンマークで一気に捲りを決め、トップに躍り出てしまう可能性は高いです。向かい風の時は、予想が真逆になるため、よく覚えておきましょう。

風向きがレース順位にあまり影響しない可能性も?背景の仮説とは?

 

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ここまでは、競艇における追い風向かい風でのレースの予測の仕方でした。これはセオリーとして覚えておくのが大切です。

ただし近年では、このセオリーがそこまで順位に影響をしていないと言われることもあります。それはどうしてなのか?仮説を2つほどご紹介しておきます。

①モーターの性能が上がって風の影響を受けにくくなっている

多少の追い風向かい風が、レースの順位に影響しないであろう仮説、1つ目は「モーターの性能が昔よりも高くなっている事」です。ここ数年でモーターの技術力はさらに進歩しています。

以前のモーターよりも各選手の艇のモーターが高機能になっているため、安定して走行できるように変化し、それが風の影響を受けにくくなった一つの要因ではないかと仮説が立てられます。

②選手の技量でカバーできる範囲だということ

多少の追い風向かい風が、レースの順位に影響しないであろう仮説、2つ目は「選手の技量でカバーできる範囲のことである」ということです。

実際に追い風向かい風で艇の操縦が困難になるとはいえ、ある程度の艇のコントロールであれば、選手の技量で対応することも可能と言われています。

そのため、極端に風向きを意識し過ぎることは無いのではないかという人もいるのです。

横風とレース結果の関係性

競艇に吹き荒れる風は、追い風と向かい風ばかりではありません。「横風」という風もあります。
ただ、横風はボートを走らせるうえで、あまり重要な風ではありません。

選手が艇をコントロールできる程度の横風であれば、レース結果には殆ど影響しないと言われています。
ただし、それはあくまでも風速2~3m程度の弱い風の時です。

風速が5mを超えるような強い風が吹き始めると、レースは波乱を起こし始めるでしょう。というのも、風速5mを超えるような風では、ターンの時にもろに風の影響を受け、選手は思ったコースを走られなくなります。

さらには、水面のうねりも発生し、技術力に乏しい選手だと、走行する事さえできなくなる可能性は否定できないのです。

そのため、向かい風であろうと、追い風であろうと、横風であろうと、風速が5mを超えて来た時には、セオリーは関係なく波乱のレース展開になりますので、覚えておきましょう。

競艇場の天気や水温、気温も加味した予測が必要

風と同じように気を付けなければいけないのは、競艇場の天気、気温、水温です。各選手は、その日の気温や水温を敏感に察知し、モーターの調整を必ず行いますが、ここを読み間違えると、通常通りの走りができなくなります。

天気の変化で、前日の水温や気温と変化していた場合、前日に良かったモーターと変更されていなければ、思った結果と違う走りになる可能性は高いです。

競艇での予想には追い風と向かい風が関係している?

競艇における「追い風」と「向かい風」の関係性を詳しく解説してきました。
確かに、追い風と向かい風はいくらかレース結果を左右します。

とはいえ、その影響力はそこまで高い物ではないともいわれています。

もっとするべきなのは、選手の過去の実績や技量などを総合的に見て、風向きと併せて判断することが重要ではないでしょうか?今回ご紹介した風向きと風速を、頭に入れながらちょっとだけ参考にして舟券を買ってみましょう。

競艇で穴狙いをする時のコツと注意点を解説します!

競艇で儲けようとする時に、真のギャンブラーであれば「穴狙い」をしたくなるものです。

そこで今回は、競艇で穴狙いをする際のコツ、注意点などをいくつかご紹介していきます。穴狙いの考え方の一例なので、あなたのテクニックの1つに加えてみられてはいかがでしょうか?

競艇で穴狙いをするとはどんな意味?

 

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ギャンブラーであれば、勝負に勝利した時の資金の回収額は極力大きい方が嬉しいです。しかし逆に、回収率が高まると、今度は的中率が落ちるのがギャンブルというもの。

その、的中率は低いけれど、当たれば大儲けできる賭けを「穴狙い」といいます。

競艇で穴狙いをする時のコツをご紹介!

 

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競艇の穴狙いや万舟狙いをするには、幾つかのコツがあるのでご紹介していきます。これらのコツを100%守ったからと言って、大穴が当てられるわけではありませんが、レースを見る際の判断材料としては活用できるはずです。

「この穴は何だか来そうだな!」という直感を働かせることに、お役立たせ下さい。

①難水面の競艇場で地元B級選手に賭ける

穴狙いのコツ1つ目は「難水面の競艇場でのレースで、地元のB級選手に賭けること」です。難水面の競艇場と言えば、江戸川競艇、琵琶湖競艇、などが有名。

そんな難水面の競艇場で、敢えて地元の「B級選手」に賭けることは穴狙いのポイントです。

まず、地元の選手という事でその競艇場に慣れている可能性は高くなります。

しかし、ここで地元のA1クラスの選手に賭けてしまうと、穴にはならず本命になってしまう可能性が高まるため、敢えてB級クラスの選手に賭けることがおすすめです。

かなりのギャンブルですが、当たる確率もゼロではありません。

慣れていることと、地元の雰囲気で選手自体の覇気も高まっています。

その環境をうまく活用して、大穴狙いに打って出ましょう。

②イン不利の競艇場で1コースのA1選手に賭ける

穴狙いのコツ2つ目は「インが不利だとされている競艇場で1コースのA1選手に賭けること」です。

一番のインコースは1コースになります。

恐らく、インが不利だと言われている競艇場で1コースを買う人は殆どいないでしょう。

そこで、1コースにA1クラスの選手がいた時に限り、穴狙いで購入するのはおすすめです。

戸田競艇場や、平和島競艇場は、インが不利な競艇場と言えるでしょう。

更に言うと、2,3,4,5,6の選手がB級の選手であれば、さらに稼ぎやすいパターンになります。

競艇場の癖や選手の特性をうまく活用することは、大穴を当てる為には必須のスキルとなりますので、日ごろから気にしておくことがおすすめです。

③5m以上の強風時に敢えてフライング持ち選手に賭ける

穴狙いのコツ3つ目は「強風時に、フライング持ちの選手に賭けること」です。競艇には「F持ち」と呼ばれる選手がいることがあります。競艇でフライングをしてしまうと、「30日間レースに出場できない」という罰則が与えられるのです。

ただし、この休止期間は「今予定されているレースが全て消化されてから30日間」という規定になっています。

殆どの選手は、半月先までレースの予定が入っているため、フライング持ちの状態で半月間は戦う事になるのです。

F持ちの状態でもう1度フライングをすると「F2」という扱いになり、90日間レースに出場できない厳罰に変わります。

さらに、F2の選手がもう一度フライングをするとF3という扱いになり、180日間レースに出られない罰則が与えられるのです。180日間レースに出られなければ、金銭的にも非常にきつくなるでしょう。

そのため、F持ちの選手はスタート時に凹む可能性が高いのです。5m以上の強風時にはレースが荒れることも予測されますから、敢えてF持ちの選手に賭ける穴狙いは効果的です。

④選手のやる気を見て賭ける

穴狙いのコツ4つ目は「選手のやる気を見て賭ける」です。選手は一般戦とSG戦などの違いで全く異なるスタートを見せます。

そこに絡んでくる気持ちの問題で「事故率」があります。

事故点が0.7以上になると、B2に降格してしまい高額賞金レースに出られなくなります。

そのため、A1クラスの選手の事故率が高めであれば、やる気はそこまで乗っていない状態で戦う可能性が高いです。

一方で、予選最終日などで準優出が未確定のBランク選手がいたりすれば、この選手は穴になる可能性が高くなります。

かなりの気迫で一波乱を起こそうとしている可能性が高いかもしれません。選手の気持ちを考えて、穴狙いをすることは有効でしょう。

⑤3が捲ってくる時には4、5、6で流す

穴狙いをする時のコツ5つ目は「3捲り4、5、6流し」です。

3号艇が捲ってくる気配がある際には、4、5、6のダッシュ組を連れてくることが多い特徴があります。
つまり、3-4-5、3-6-5、のような買い方をしておくと、穴になる可能性は高いです。

これは、穴狙いのコツというよりも、舟券の買い方テクニックとして覚えておきましょう。

⑥スタートが遅い選手に賭ける

穴狙いをする時のコツ6つ目は「スタートが遅い選手に賭ける」です。スタートが遅い選手がいると、スタート位置のスリットが揃わない可能性が出てきます。

その選手に賭けておくと、捲りや捲り差し展開も予想されるので、スタートの遅い選手に敢えて賭けることは穴狙いの常套手段とも覚えておきましょう。

穴狙いをする時の注意点

 

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穴狙いをする時には、幾つかの注意点もありますのでまとめておきます。自分で「大穴だ!」と思っていた舟券が実はそれよりも回収率の低い「中穴だった」なんてこともありますので、以下の注意点をご参考ください。

①的中率も回収率も低くなってしまう事もある

穴狙いをする時に、中途半端な穴を狙ってしまうと、的中率も回収率も低くなってしまう事があります。もちろん、本命よりは回収率が上がるでしょうが、思っていたほど回収できなくなるケースです。

こういった、中穴を狙っていくには「どの中穴に賭けるのか?」を予測することがとても重要になります。

毎レース毎レース穴を狙うのではなく、「この中穴は絶対いける」と踏んだところでのみ勝負を仕掛けましょう。

もちろん、その間に大穴で勝負できそうなレースがあれば思い切って買ってみるのもおすすめです。

②リスクヘッジで多くの点数を購入してしまいがち

穴狙いをしようとすると、どうしてもリスクを分散させたくなるのが人間の心理です。

特に、中穴程度の微妙なラインでは、不要な舟券にまで手を出してしまい、気が付くと20点買いしていた!なんてことも起こりうります。

あまりにリスクヘッジを行いすぎると、穴狙いが当たったにも関わらず、投資分の資金が回収できない恐れも出てくるのです。

中途半端に穴狙いをしようとするのであれば、本命で着実に勝っていく方が、効率的に稼げる場合もあるでしょう。

競艇で穴狙いをする時のコツと注意点

競艇で穴狙いをする時にはどんなコツがあるのか?どんなことに注意して舟券を買えばいいのか?について、詳しく解説してきました。穴狙いで当てていくには、勘だけでなくそれなりの知識と技術も必要です。

さらには、穴狙いをする際には注意しておかなければいけない事も様々にあります。ただ、穴狙いをすることは、ギャンブルの醍醐味でもあるでしょう。一発大逆転を狙って、あなたも穴狙いに是非チャレンジしてみてください!今回まとめたような内容をおさらいして、データで穴を狙っていきましょう。

競艇の鉄板狙いレースで確実に稼ぐ方法をご紹介!

競艇には「鉄板狙いレース」と呼ばれるレースがあります。この、鉄板狙いレースをどのようにあなたが勝ち抜くかで、競艇での稼ぎが確実に変わると言っても過言ではありません。

そこで今回は、競艇の鉄板狙いレースで稼ぐ方法を、具体的にご紹介していきます。

競艇の鉄板狙いレースとはどんなレース?

 

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鉄板狙いレースというのは、「硬いレース」のことです。つまり、予想が当てやすいレースのこと。

この予想が当てやすいレースに対して、あなたがどれだけ上手に舟券を買うかで、競艇におけるあなたの稼げる金額が変わってくるでしょう。

条件さえ満たせば、鉄板かどうかを見分けることは難しくないので、是非チャレンジしてみてください。

競艇の鉄板狙いレースを見抜く条件とは?

早速、競艇での鉄板狙いレースを見抜くコツをご紹介していきます。以下にまとめた4つの条件が当てはまるレースは、鉄板レースと考えて間違いないでしょう。

過去のデータなどを基に様々な角度から、レースを見ることが重要になっています。

①1号艇の勝率が高い競艇場のみに絞り込む

競艇で鉄板狙いレースを見抜く条件の1つ目は「1号艇の勝率が高い競艇場に注目すること」です。

競艇では、1号艇の選手が一番勝ちやすいと言われていますが、競艇場によって、1号艇の勝率の高さは異なります。
一般的には「平和島競艇」や「江戸川競艇」などは波の影響を受けやすいと言われていて、1号艇の勝率がそこまで高くないと言われています。

逆に、「徳山競艇」や「大村競艇」は、波の影響を受けにくい事もあり、1号艇の勝率が比較的安定しています。また、「企画レース」と呼ばれる、特定の縛りの中で行われるチャンスレースを行っている競艇場でも、1号艇の選手の勝率が高いことが多いです。

安定して1号艇の選手の、勝率が高い競艇場に絞り込むことで鉄板狙いレースの条件の一つの鍵になるでしょう。

②その節の1号艇の選手の勝率が高いこともポイント

競艇で鉄板狙いレースを見抜く条件の2つ目は「1号艇の選手のその節の勝率」です。
1号艇の選手がその節を通して、安定して勝利を収めているのであれば、さらに鉄板狙いレースに近づくと見ていいでしょう。「1号艇が一番有利だから硬い!」というように、安易に決めつけるのではなく、直近の選手の安定性も考慮して見定めましょう。

3位が混ざっていたりしても問題はありませんが、比率的に1位が極力安定して取れている選手が1号艇に入れば、かなり鉄板率は上がっていきます。その節を通じての選手の調子はかなり勝敗に影響があります。安定感のある選手をどれだけ見抜けるのか?というのは大きなポイントでしょう。

③4カドに有力選手がいるかどうかを見極める

競艇で鉄板狙いレースを見抜く条件の3つ目は「4カドの選手を見極めること」です。競艇では4コースのことを「カド」と言います。1~3コースまでが「スロー勢」4~6コースまでが「ダッシュ勢」と分けた場合、4カドの位置にいる選手は、ダッシュ勢の中でもより勝率の上がるインコースにいます。

この4カドのコースにどれだけ有力な選手がいるのか?を見極めることを、鉄板狙いレースを見抜くのに非常に大切です。A1の選手がいる場合は、鉄板率が高まるでしょう。ただし、あくまでも2~3コースの選手の能力値が低い場合にのみ限りますので、2~3コースと4カドの選手の能力差を見るようにしてください。

1号艇が最有力だと考えると、4コースの選手は2番目に有利です。そして、この4コースの選手の能力値が高いとさらに有利になるでしょう。

④その日の1号艇の勝率が高いかどうかを見分ける

競艇で鉄板狙いレースを見抜く条件の4つ目は「その日の1号艇の勝率を見分けること」です。

1号艇の勝率は、1日1日で異なる場合もありますし、競艇場によっても異なります。その日1日を通じて1号艇が高確率で勝利しているのであれば、かなり鉄板狙いレースを狙いやすくなるでしょう。

その日の風向きや、並の強さなどで1号艇の選手の勝率はかなり不安定になる事もあります。この1日のデータから鉄板狙いレースを読み解くことは、とても重要なキーポイントになります。

鉄板狙いレースの際にはどうやって舟券を買えばいいのか?

 

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では、鉄板狙いレースが分かったところで、どのようにして舟券を買うのがおすすめなのでしょうか?

最もセオリー通りな買い方は「1号艇を1着に固定した3連単フォーメーションで買う事」です。

さらに、4コースの選手が有力であれば、鉄板率は高まってくるので、1着1コース、2着4コースまでが鉄板予測できるでしょう。

  • 1-4-2
  • 1-4-3
  • 1-4-5
  • 1-4-6

この4点買いをするのが、セオリー通りの鉄板舟券の買い方になります。100%的中することは出来ませんが、かなり高確率で勝利をしやすい買い方だと言えるでしょう。

競艇の鉄板狙いレースで稼ごうとするメリット・デメリット

鉄板レースで稼ごうとすると、いくつかのメリットやデメリットがあるので、ご紹介しておきます。

メリット

まずはメリットからです。

  • 少ない投資金額で勝負できる
  • 勝率が非常に高まって安定する
  • 勝負できるレースが増える

メリットとしては、少ない投資額で継続して勝負しやすい事です。着実に勝ちやすいレースのため、継続的に勝負を楽しみやすくなります。また、勝率が大変高くなるというメリットもあるでしょう。

100%当たることは無いにしろ、90%台を平均的に維持できるのであれば、勝率が確実に上がっていることがよく分かります。

さらに勝負できるレースが増えるのも、魅力的です。どのレースで勝負をするのか?舟券の買い方の幅を広げることが出来るため、勝負できるレースは着実に増えていくと思われます。

デメリット

一方でデメリットはこちらです。

  • 勝率は上がるが、回収率は下がりやすい

鉄板レースの予測を立てて、勝負に挑むと恐らく同じ舟券の買い方をする人は増えます。つまり、勝率は上がっても回収率が中々上がらないというデメリットが生まれると、予測されるのです。

鉄板狙いレースで勝負をする時の注意点

 

引用元:https://www.photo-ac.com/

競艇の鉄板レースで勝負をする際には、注意点もあります。それは「鉄板狙いレースだからと言って投資額を物凄く増やしてしまうこと」です。もちろん、勝率はかなり高いので、勝負に出ること自体は問題ありません。

ただし、前述したように、回収率が思っているよりも急激に下がる事も予測されます。同じように考えている人が多ければ多いほど、オッズは下がりさらに回収率が低くなることもあるのです。

さらには、鉄板狙いレースと言えど100%の鉄板はあり得ない事にも着目してください。どんなに予想の精度が高くても90%~95%の確率が限界です。

鉄板レースだからと言って、多額の投資をしていれば大きな損害に繋がってしまう事もあるのです。

注意して分散させた買い方をしていきましょう。

鉄板狙いレースで稼ぐ方法!

競艇の鉄板狙いレースで確実に勝って稼いでいく方法を、詳しくご紹介してきました。
鉄板狙いレースを見抜くことで、今までの予想よりも、さらに幅の広い予想の仕方が出来るようになるのではないでしょうか?
確かに、本文中に記載した通り鉄板狙いレースだからと言って、勝率が100%になることはあり得ません。
しかし、着実に価値に繋げてさらに、勝負を継続的に行えるというのは、鉄板狙いレースの最大の強みです。
うまく鉄板狙いレースを見抜いて、着実に勝ち続けていくことをおすすめします。