競艇をはじめ、ギャンブルでは「確率論」をもとに戦略を練っていくことが重要です。今回は、「競艇の確率論」にスポットを当てて、どうすれば効率よく稼げるのか?について、ポイントなどをご紹介していきます。
競艇は当たりやすいギャンブルなのか?
競艇はギャンブルの中では、かなり当たりやすいと言われています。それは、6艇の中から予測をしていくからです。競馬であれば、最大18頭の中から予測するため、全く的中率が異なります。
競艇の舟券の買い方の組み合わせは、全部で120通りなのに対し、馬券は4,896通りです。単純計算では、40倍も競馬よりも競艇の方が当たりやすいと言えるでしょう。
競艇の的中率を確率論から解説!
競艇では120通りの中から上位を予測し、さらに単純な確率論とは別の要素を加味して、舟券を購入しなければいけません。簡単に、舟券の買い方やそれ以外の要素についてもご紹介していきます。
舟券の買い方の種類と的中率
まずは、競艇での舟券の買い方です。それぞれの項目で単純計算の的中率も記しておきました。
①単勝
1つ目の買い方は「単勝」です。これは1着の艇がどの艇になるのか?を予測する買い方になります。6艇の中から1艇のみを選ぶので、16.7%の確率で当たります。
②複勝
2つ目の買い方は「複勝」です。こちらは、2着以内に入る艇を1艇だけ選ぶ方法です。的中率は一気に上がり33.3%となります
③2連単
3つ目の買い方は「2連単」です。こちらは、2連複とは違い、1着も2着も選んだ順番通りにならないと該当しません。そのため的中率は低めで、3.33%になります。
④2連複
4つ目の買い方は「複勝」です。これは、1着の艇と2着の艇を選び、どちらが上位でも該当になる買い方です。2連単よりは当たりやすいので的中率は6.67%です。
⑤3連単
5つ目の買い方は「3連単」です。この買い方では1着から3着までの艇を全て、順位通りに予測しなければいけません。確率は1/120なので0.83%です。これぐらいに的中率が下がれば、オッズもばらけるので穴が発生しやすくなります。
⑥3連複
6つ目の買い方は「3連複」です。これは3着までの艇を順不同で当てる買い方です。3連単よりは当たりやすくなるため、5.00%の確率で当たります。
⑦拡連複
7つ目の買い方は「拡連複」です。こちらの買い方は、3着までに入る艇を2艇だけ予測する買い方です。複勝よりは当たりにくいですが、20.0%の高確率で当たります。
実際の的中率は確率論通りにはならない
ここまで、単純計算での舟券の確率論をご紹介してきました。しかし、実はこのような単純計算通りの確率論は、競艇では通用しません。
そこには、どんな秘密があるのか?簡単にご紹介していきます。
①1コースが一番有利だから
単純な確率論には当てはまらない理由の1つ目は「1コースが一番有利だから」です。競艇の1コースの勝率は平均55%だと言われています。反対に一番アウトコースの6コースは1.9%です。
コースによって、有利不利が分かれるのが競艇の醍醐味。そのため、単純な確率論だけでは、勝ち続けることは困難です。
②風などの自然条件が加味されるから
競艇は、外の風が当たるところで行われる競技です。風による影響は、艇の加速に大きく影響を与えます。風速4m以上の強風になった場合は、一気にレースが分からなくなる可能性もあるのです。
③選手の技術やモーターなどの要素があるから
そして、競艇では選手の技術力がかなりレースを左右します。A1級と呼ばれる上位の級別に入るレーサーは技術力も高いです。さらに、提供されたモーターの個体差でも順位が変動してしまうのです。
これら、全ての要素を加味しながら着順を予測していくのが、競艇というギャンブルの面白さでしょう。
競艇で確率論を前提として稼ぐための方法
では、ここまで競艇の確率論を具体的にご説明してきました。では、その確率論を前提として、効果的に競艇で稼ぐための方法をいくつかご紹介していきます。
①単勝・複勝ばかりを買わない
競艇で稼ぐためのポイント1つ目は「単勝・複勝ばかりを買わない」です。
単勝や複勝を買うと、15%~33%程度の確率で当たるので、確率的には当たりやすくなります。
しかし、残念ながら払戻額が少ないのが、単勝や複勝なのです。
つまり、当たっても儲かりにくい買い方だと言えるでしょう。4~5回連続で的中したとしても、1度の負けで一気にマイナスになる可能性もあります。
②買い目を増やし過ぎない
競艇で稼ぐためのポイント2つ目は「買い目を増やし過ぎない」です。
買い目を増やすと、当たり前ですが的中率は上がります。しかし、その分かけ金も高くなるため、それに見合うバックが期待できずに、あっという間に大赤字です。
よく考えて、自分の期待する選手に思い切って山を貼ることも重要でしょう。
③人気の高い買い目ばかりを毎回買わない
競艇で稼ぐためのポイント3つ目は「人気の高い買い目ばかりを毎回買わない」です。
勝率の高いレーサーは、常に人気の高い買い目のところにいます。
保険で賭けておきたいという買い方であれば、悪くは無さそうですがいつもいつも人気の高い買い目ばかりを買うと、払戻金が物凄く少ないため一向に稼げません。
④選手の状態だけでなく、モーターの状態も考慮して舟券を買う
競艇で稼ぐためのポイント4つ目は「選手の状態だけでなく、モーターの状態も考慮して舟券を買う」です。選手の技術力は「級別」という階級を見ればある程度分かります。
しかし、競艇ではそれと同じくらいに、モーターの状態、コース取りなどもレース内容に加味されてきます。
選手の技術力だけを見て安易に判断することは危険なので、様々な条件を考慮して買いましょう。
⑤競艇場の特徴を理解して買う
競艇で稼ぐためのポイント5つ目は「競艇場の特徴を理解して買う」です。競艇場には、それぞれ特徴や癖の様な物があります。
大村競艇場、徳山競艇場、芦屋競艇場などでは1コースが1着になる確率が非常に高いです。こういった競艇場の癖も加味しながら購入しましょう。
⑥気象条件も考慮した買い方をする
競艇で稼ぐためのポイント6つ目は「気象条件も考慮した買い方をする」です。競艇では風の強さなどでモーターの特性をうまく生かしきれない事もあります。
また、気温の低下などで、水温が変わるとモーターにとって様々な変化が起こったりします。こういった気象条件もきちんと考えながら、購入することで、非常に稼ぎやすくなるでしょう。
⑦3連単をうまく活用して舟券を買う
競艇で稼ぐためのポイント7つ目は「3連単をうまく活用して舟券を買う」です。3連単は前述した通り単純計算でも0.83%しか的中率がありません。つまり、外れる可能性も高いけれど、当たったら払戻金が大きい!のです。
確率論的に当たりやすい舟券ばかりを買うのではなく、よくモーターや選手、風の状況を考慮して、3連単に山を貼って見られることをおすすめします。
競艇の確率論について徹底解説
競艇ではどんな確率論で、的中率を計算できるのか?また、どうすればもっと効率的に稼ぐことが出来るのか?というようなテーマで記事をまとめてきました。
競艇は確率論だけでは、予測できないところが競艇の面白い部分でもあります。今回ご紹介したような内容を考慮しながら、早速競艇でひと稼ぎしてみられてはいかがでしょうか?